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東京エレキングスポーツ
東京エレキングスポーツ社
平成18年12月9日


   雨中の激突!人間兵器ライアンの前に散る。

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 12/9 ライアン杯記念親睦マッチ 上高田球場A 試合開始8:00
TEAM  
東京エレキング  
WILD☆PITCH ×   10

 先月末におこなわれた試練の3連戦を球団初勝利を含め、1勝2敗でなんとか乗り切った我らがエレキング。開幕前の予想どおり「打高超投低」の試合運びでここまで1勝5敗で苦戦しているが、風祭・兼盛といった新戦力の活躍で整備されつつある投手陣と、洲崎・井上といったそれぞれに個性のある野手の加入で攻撃陣にもさらに厚みが増し、試合毎に内容が濃い戦いを展開。来季に向けて期待をもたせる陣容が序々に整いつつある。そんな来季に向けての締めくくりとしてこの日、早朝の上高田球場にて今季最終戦となる対WILD☆PITCH(以下W☆P)戦にエレキングナインは挑んだ。本来はおよそひと月前に激突するはずであったこのカード。雨天中止というカタチで勝負はこの日に持ち越し。それ故に両軍ともに試合前からヒートアップ。ファン・マスコミも俄然注目する好カードとして好勝負が期待されていた。・・・ところが、試合直前に突然の雷雨。たしかに前日まで天候が危ぶまれたとはいえ、このタイミングでの突然の神のいたずらに、両軍ベンチもファンも騒然。しかもW☆P側に欠場選手が発生し、完全にノーゲームの空気が重く球場を支配し始める。しかしながら、同じカードを続けて流すワケにはいかないという両軍ベンチの思いと、この黄金カードを楽しみに球場に足を運んだ2万5千人(球団発表)の熱いコールに後押しされたのか、ここでコミッショナーが特別法規処置としてエレキング側から嘉村・山賢・田中・カトペの4選手の1試合限定レンタル移籍をコール。これにより雨の降りしきる上高田球場で黄金のゴリ押しカードがついに実現した。先攻のエレキングは、足場の悪いマウンドに苦戦する、早朝リーグ屈指の技巧派、W☆Pのエース小林にはやくも襲い掛かる。2番・風祭がボールを選び出塁すると、自慢の脚で2塁を奪う。ここで、この日まで5打点で打点王トップの羽鳥を一打点差で追い駆ける4番・兼盛が鮮やかにレフト前に運び、打点王争いトップに並ぶとともに、先取点のランナーを返す。劣悪なコンディションで苦しむ相手エースから、火事場泥棒的な1点を挙げ、勢いに乗るかと思われたエレキングだが、そこはそこ。その裏、全く同じ憂き目をみたのはそのエレキング先発の濱地だった。いきなり操谷・笠原の1・2番コンビに連打を浴びると、これに動揺したのか制球を乱し、四球で走者を溜めると、押し出しで同点とされ、さらに笠原のまさかのホームスチールと味方の守備がもたつく間にあっさり2点を献上。いきなり初回3失点で光速の逆転を許す。自軍無得点で終えた2回の裏にも同様に四球でピンチをつくり1点を失う。結局、先発の濱地は2回を投げ4失点。3点リードを許したままマウンドを降りた。しかし、ここからエレキングは反撃に出る。疲れの見え始めたW☆P小林から、鵜飼が四球を選ぶと、一死後、風祭がセンターに2ベースを放ち2・3塁とする。ここで兼盛がショートのエラーを誘い、この間に洲崎が生還。つづく濱地がレフト前に弾き返し風祭も生還。なおも攻撃の手を緩めぬエレキングは井上が出塁し満塁とすると、つづく大沼もじっくり見て押し出しを選びさらに1点。結局、この回3点を奪い同点とし、試合を振り出しに戻した。ところがこの裏から濱地のあとをうけた羽鳥が大誤算だった。3回の裏、難無く2アウトを取ると、ここでW☆P側にこの日陣取るエレキング選手たちからの痛烈な声援(?)を受けると突然豹変。いきなりペースを乱すと瞬く間に満塁とし、この場面でW☆Pの大量破壊兵器・強打者ライアンを向かえて、あっさり押し出し、W☆Pに勝ち越しを許す。なおも満塁で、本来のチームメイト・嘉村を三振に討ち取り、ベンチの大祝福を受けるも、一度崩れたペースはもう戻らない。4回裏には友達だったハズの山賢・田中・カトペに満塁とされると、この表の回からマウンドに登り、乗りに乗る1番・操谷に鮮やかにタイムリーを浴び2点を奪われる。さらにW☆Pの助っ人、小笠原似の3番・河岸に豪快なスリーベースを打たれると、もはやエレキング的には頭の上がらない人こと、W☆P4番・加崎にもタイムリーが飛び出し、この回あぼーんな5失点。本来ならば味方のハズの投手を打ち崩して、嬉々としてはしゃぎながらホームインする、W☆Pなんだかエレキングなんだかもう分からなくなっている4選手の活躍ならぬ、醜い人間性もあってか、この回W☆Pは10−4とエレキングを突き放した。ここでなんとしても逆転して、この味方のハズのカス4選手に引導を渡してやりたくてしょうがないエレキングナインは、最後の意地をみせる。この日のキーマン、2番・風祭がヒットで出塁すると、4番・兼盛がここで、相手マウンドの操谷とガチンコ勝負を演じ、粘った末に四球で出塁。チャンスを広げると、この日が本格デビューで、最初の打席で綺麗なツーベースを放ち、バットが振れている6番・井上がセンター前に弾き返し、1点を返す。しかしながら意地と頑固さではエレキング屈指の阿呆馬鹿4戦士をW☆P側に預け入れしている一塁側ベンチには、もうここから馬鹿になる余力も無く、また最終兵器・ライアンを向こうにまわす展開に、もはや万事休す。初の黄金カードを10−5というスコアで、冬の雨空の下、今季最後の死闘を鮮やかに散った。この結果、エレキングは激動の初年度を1勝6敗の戦績で終了。数々の課題を残しながらも、いずれもエレキングらしさを存分に発揮したナインの眼には試合終了後、なにかをやり遂げた達成感とともに、はやくも来季に向けた挑戦者の眼差しがそこにはあった。来季エレキングは我々になにを見せてくれるのだろうか。注目の開幕はひと月後の1月6日。仏滅だ。

勝利 1操谷 セーブ 敗戦 羽鳥3敗
本塁打  
P 22小林-1操谷
濱地−羽鳥

選手 成績 得点 打点 盗塁
D 洲崎 3-0 1 0 投ゴ - 二ゴ 三振 - 0
C 風祭 2-2 3
0 四球 - 中2 - 三安 2
E 暁人 3-0 0 0 三ゴ - 三振 - 二ゴ 0
B 兼盛 2-1 1 2 左安 - 遊失 - 四球 2
@・DH 濱地 2-1 0 1 投ゴ - 左安 - 0
F 井上 2-2 0 1 - 左2 四球 - 中安 0
G 大沼 2-0 0 1 - 二ゴ 四球 - 三振 0
H 早川 3-0 0 0 - 三振 遊飛 - 三振 0
A 中島 1-0 0 0 - 四球 - 左飛 - 1
DH・1 羽鳥 2-0 0 0 - 三振 - 三振 - 0
DH 鵜飼 0-0 0 0 - - 四球 四球 - 0
チーム計 .272 22-6 5 5 4-1 4-1 6-2 3-0 5-2 - - 5
失策:暁人1 兼盛1 中島1 濱地1    盗塁死:  盗塁刺:  補殺:早川1
残塁:P(?) E(9)
*補殺は捕手・外野手によるもののみ記録
選手 球数 打者 安打 本塁 三振 四球 死球 失点 自責 防御率
濱地 2 54 14 3 0 1 5 0 4 3 10.50
羽鳥 2 45 13 2 0 1 4 0 6 4 14.00
チーム計 4 99 27 5 0 2 9 0 10 7 12.25
暴投:濱地1  ボーク: