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東京エレキングスポーツ
東京エレキングスポーツ社
平成18年11月26日


  全員野球で悲願達成!ついに球団初勝利!

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 11/26 審判協会特別招待試合 上井草運動場D 試合開始6:20
TEAM  
東京エレキング   10 11
レジデンス  

 前夜のSTUPIDマリナーズ戦を、ほぼ同数の安打数ながら決定力を欠く攻めと投手陣の自滅といういつものパターンで落とした、我らがエレキング。3割打線をバックにしながらも、ここまでの試合全て先発がKOで、重ねた黒星ははやくも4つ。もはや「3度目の正直」と囁かれたプラップ戦を落とし、つづく試合も落としたとあっては田中ヘッドのみならず、編成総指揮を執る杢太郎GMの進退問題まで波及しかねない状況で、そんな中で行われたこの日は過酷な変則トリプルヘッダー&球団初の遠征ゲームという状況も重なり、まだ旭日も昇らぬ早朝の上井草球場は試合前から異様な雰囲気に包まれた。直前の先発予想では開幕戦での好投から、中島の声も聞かれたが、いざフタを開けてみればスコアボードには懐かしい名前が。旧ダークホース後期にその投球術で「なんちゃってエース」の名を欲しいままにし、先発の柱として君臨した濱地の名がそこにはあった。ここ数年を度重なる故障で満足に送れなかったかつてのエースの復活に、自軍ベンチからは盛大な拍手が、そしてスタンドからは大「おじさん」コールが響き渡った。この大声援の中、早速エレキング打線がレジデンス先発左腕に襲い掛かる。先頭・大沼が相手のエラーで出塁、盗塁を絡め三塁まで進むと、「帰ってきたフニャトラマン」こと、久々の4番に座った加藤の内野安打の間に生還。その加藤も前日4番として気をはいた嘉村の打席でその名のとおり帰り、初回幸先よく2点を先制した。そんな味方打線の快気祝いを貰い、颯爽とマウンドに登る濱地。ローンと出産。この二つを背に背負い、自らの爆弾とも闘いながら一球入魂する30男に球場全ての人間が注目する中、いきなり反撃の狼煙を浴びたのはその濱地自身だった。故障明けとは思えぬ投球をみせるものの、四球からペースを乱し味方のポロリを絡めあっさり逆転を許す。その後も2回に勝負師・早川のセンター前へのタイムリーフギモで3−3の同点に追いつくも、その裏、ペースを掴めぬままレジデンスに1点を献上。それでもすぐさま3回表に相手守備陣のスキをつき1点を返し、再度試合を振り出しに戻すも、その裏、これまたペースを掴めぬ濱地は、今度は広い上井草の外野を抜かれるスリーランで3点を相手にプレゼント。投球自体は復帰戦としては及第点ながらも、自らの四球と味方のエラーに翻弄され、結局3回を投げ切り7失点で濱地はマウンドを降りた。しかしながら自責そのものを2点で踏ん張り、予想以上の復調ぶりをファン・選手にアピールしたことで、俄然盛り上がるエレキングナインは、濱地が作ったシーソーゲームの展開をそのまま自軍に優位に活かした。濱地降板直後の4回表、3点ビハインドのエレキングは一死から羽鳥・山賢の連続安打と田中の四球で満塁とすると、この前の打席でタイムリーを放ち、気を良くしたノッてる男・早川が打ち気満々で打席入り。ベンチ全員前のめり状態で見守る中、いきなりのボールデッド!早川苦笑い、ベンチ大笑い。結果オーライのこの押し出しでここまでの緊張の糸が完全に切れたエレキング打線は、この瞬間から馬鹿スイッチ発動。大沼・雄人・中島の馬鹿3連打で一挙4点。この回8−7とし逆転に成功した。このいい流れを受けてマウンドに上がるは、この日が初登板の兼盛。自慢の快速球とテンポの良さという、まるで場の空気を読んだ大人の投球で、この回をピシャリ。前の回のエレキング攻撃陣の流れをそのまま真空完全密封で、5回表の攻撃に宅配。それをそのまま受け取った打線はなおも攻撃の手を緩めず、馬鹿モードをそのまま配達した兼盛がみずから出塁。飛脚ばりの脚で塁を奪うと、羽鳥の内野安打で生還。つづく山賢にもタイムリーが飛び出し、結局2点の受け取り票を相手に叩き付け、10−7とリードした。このリードをこのまま守りきれば勝ち・・・なんてクチが裂けてもいえない緊張モード、馬鹿ガチガチの空気の中、落ち着いた表情でマウンドに登った兼盛は、そんな馬鹿ナインのポロリに足を取られながらも2アウトまで漕ぎ着く。あと一人となった最後の打者に投げ込んだ投球は、ゆったりとした軌道を描きレフトへ上がると、この日まで球団ヘッドとしてチームを支えた田中ヘッドのグラブへと吸い込まれた。この瞬間、球団初勝利を達成。満面の笑顔でベンチへ戻るナインの顔全てには達成感とともに本当の「野球馬鹿」の面影をスタンドのファン・スタッフは見出した、そんな歴史的瞬間であった。

勝利 兼盛1勝 セーブ 敗戦
本塁打  
P 13-7-21
濱地−兼盛

選手 成績 得点 打点 盗塁
G 大沼 3-1 2 2 遊失 投ゴ - 三安 - 1
@・DH 雄人 3-1 0 1 二ゴ - 投ゴ 中安 - 0
A 中島 2-1 1 1 中飛 - 四球 三安 - 0
DH・C 加藤 2-1 1 1 遊安 - 三失 四球 - 1
H 嘉村 3-0 0 1 二失 - 遊ゴ 三振 - 1
D・1 兼盛 2-1 1 0 四球 - 三ゴ - 遊安 2
B D加崎 2-1 1 0 四球 - - 投飛 三安 1
DH・5 羽鳥 3-1 0 1 三振 - - 三安 遊ゴ 1
E 山田 3-3 2 1 - 中安 - 右安 左安 4
DH 鵜飼 2-0 0 0 - 三振 - 遊直 死球 1
F 田中 1-0 1 0 - 四球 - 四球 三振 1
C 早川 2-1 1 2 - 中安 - 死球 三振 0
チーム計 .392 28-11 10 10 6-1 4-1 4-0 8-5 6-3 - - 13
失策:中島1 加藤1 兼盛2 ダン2    盗塁死:  盗塁刺:  補殺:
残塁:R(?) E(11)
*補殺は捕手・外野手によるもののみ記録
選手 球数 打者 安打 本塁 三振 四球 死球 失点 自責 防御率
濱地 3 72 20 4 1 1 4 0 7 2 4.66
兼盛 2 45 12 0 0 1 4 2 1 0 0.00
チーム計 5 117 32 4 1 2 8 2 8 2 2.80
暴投:  ボーク: