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東京エレキングスポーツ
東京エレキングスポーツ社
平成18年9月16日


冴える加藤!内野戦争勃発か?
注目の合同トレには2千人の観客が集まった。ちびっこファンのお目当ては?観客の声援に応える加藤選手。この日の一番人気だ。今オフ、第一子誕生でパパとなった加藤選手。新チームに懸ける想いは強い。課題の打撃が鍵となるか?相変わらずの無責任発言で波紋を呼んだ長嶋一茂・巨人軍球団代表特別補佐。 16日午後の羽鳥選手の入団発表に先がけておこなわれた、上高田球場での合同自主トレ。球界を激震させた新球団設立の発表から数えてちょうど節目の10回目を迎えたこの日、新戦力・羽鳥を加えた7名のエレキング戦士たちが汗を流した。新球団設立という話題性と、この日入団が正式決定した話題の新人選手のお披露目ということで、ファン・マスコミの混乱が予測され心配されたが、93年、長嶋監督復帰後初の巨人・春季キャンプを上回る350人の警備体制が敷かれる中、選手たちは各々の課題を消化した。昨年の旧ダークホース身売りから、新球団設立の過程での大幅な戦力ダウンを危ぶむマスコミの声がある中で、この日はベテラン選手の動きが光った。中でも今季不動のレギュラー奪取に懸ける加藤のフィールディングには、この日指揮を執った田中ヘッドコーチから「あいつは化けたね」の声も聞かれる程。旧ダーク時代から内野の名バイプレーヤーとして期待されながらもなかなかレギュラー奪取の機会に恵まれなかった加藤だが、この日の全体ノックでは、調整不足が指摘される内野陣の中、なんと、ノーミスで練習を終了。ノック終了時に観客席から万感の拍手で迎えられると、加藤はシーズン中でも見られないような満足げな表情で得意の「カトチャンぺ」を披露。それでも止まないファンの声に今季からの新パフォーマンス「ちょっとだけよ」でこれに応えた。この様子をスタンドから視察していた巨人・長嶋一茂球団代表特別補佐は「今のウチに足りないものを彼は持ってるよね。是非とも欲しいと手挙げるトコはいくらでもあるんじゃないの?2番なんか似合うんじゃないかなぁ」とコメント。来季中にFAを取得する加藤に対し、早くも元木が抜けた後のスーパーサブのポジションを暗に示唆する先走りコメントで報道陣を騒然とさせた。この発言を聞いた加藤は「まずはエレキングでレギュラー奪取と通算打率1割越え!そして日本一」とFAに関してはコメントを避けた。その加藤がレギュラー奪取を目指す新球団の現在の構想では、故障者リストからの復帰を目指す濱地が暫定的に一塁手としてオーダーに名を連ねる可能性が高いが、その他のポジション、二塁・三塁・遊撃に関しては白紙の状態だ。新戦力の鵜飼・本田の「ダブルよしこ」と、メジャー帰りの近藤が加わることで、加藤、暁人も当然のことながら、旧ダーク時代から内野陣の中核としてチームを引っ張ってきた「ミスター・ダイヤモンド」こと山賢もうかうかしていられない。加藤の頑張り次第では、山賢を遊撃に追いやることも現在可能な状況で、そうなれば三塁・加藤、遊撃・山賢による「カトちゃん・ケンちゃん」コンビ誕生というファンにとってはなんともご機嫌な三遊間も夢では無くなってくる。そんな中で新球団では事実上のキャプテンともいえる「おやつ係」に加藤を指名。球団の加藤への期待の表れが窺える。果たして悲願のレギュラー定着なるのか?注目の開幕スタメン発表は10月21日だ。